BTS(防弾少年団)は韓国のK-POP男性グループで今や日本をはじめ世界中で人気がある歌唱力、ダンス共に実力派アーティスト。グラミー賞にも2年連続でノミネートされ、もはや世界中のメディアで毎日のように取り上げられるBTS。その「BTSが最近日本語を話さなくなった寂しい」という話題が日本のファンの間で出ています。
この記事では、BTSが最近日本語を話さなくなった理由やなぜ日本語や英語を話しているのか?その理由もご紹介します。
BTSが日本語を話さなくなったと言われる理由はいくつもある?
BTSが日本語を話さなくなったと言われる理由はいくかあるようです。それをみてみましょう。
・BTSが最速で忙しくなったから?
・BTSが反日だと日本で騒がれて日本が嫌いになったから?
・韓国で嘆願書が出たから?
・BTSが世界中の人々を大切に思っているから?
BTSが日本語を話さなくなったのは、BTSが最速で忙しくなったから
米国に続く音楽市場世界第2位の日本でデビューした韓国人アーティストは大勢います。
BTSは2013年6月13日に韓国デビューし、日本で2014年6月14日にメジャーデビューしています。
他の韓国人アーティストと違って日本で最速で爆発的な人気が出て、後の世界的人気に繋がったのは理由があります。
BTSはあれだけの才能があるので必然的に人気が出てくると想像できますが、元々韓国で人気が出たから、必然的に最速で日本でも人気が出たわけではなく、BTSが韓国でデビューする前から日本でBTSが最速で爆発的人気が出るようにプロデュース、行動していた日本人プロデューサーの存在があります。
日本でデビューした他の韓国人アーティストとは違う「BTSのためのプロモ術」で爆破的人気につなげ日本でも最速で人気者になり、BTSの実力とあいまってその後、米国でも人気に。日本語を使った歌詞などが受け入れられやすい国や地域にも浸透しやすく、そこから世界規模で活躍するアーティストになりました。BTSは日本だけではなく他の国での活動も対応しないといけなくなり日本語を話す機会が少なくなっている状態もあります。
BTSの才能を一目で察知した日本人プロデューサーが「BTSのためのプロモ術」で爆発的人気につなげた
BTSの才能を一目で察知した日本人プロデューサーがいた。
日本でデビューした他の韓国人アーティストと違う「BTSのためのプロモ術」で爆発的人気につなげたその人物の名は「齋藤英介さん」
齋藤英介さんはかつて大手芸能事務所のアミューズで勤務し、サザンオールスターズや浜田麻里などを手掛けた経験もり、アミューズ在籍時代から日本人アーティストのアジア進出にも携また方です。アミューズ退職後、音楽著作権エージェント会社の立ち上げに携わり、今につながる転機となったのは、ある方に誘われて日本の映像制作会社のプロデューサーとなり、韓国ドラマも韓国タレントの日本展開を数多く手掛けてもきた。チャン・グンソクの日本でのプロモーションを手掛け、当時無名だったチャン・グンソクを日本で人気者にした立役者でもあります。そのほか多くのアジア人の日本デビューに大きく関わっている方です。
BTSとの衝撃的な出会い
齋藤英介さんは「当時手がけていた内容が一段落したら中国での音楽ビジネスを始めたい」と思っていたそうですが、韓国の芸能事務所に打ち合わせに行った際、1枚の写真をスタッフが持っているのをたまたま見かけます。その写真に写っていたのが「Big Hit Entertainmentという最近できた事務所の研修生」で後のBTS(防弾少年団)メンバーだったのでした。
齋藤英介さんは当時のBTSに興味が湧いて事務所の人間と会ってみたいとアポを取り、翌日か翌々日には創業者のパン・シヒョクさんと会った。彼は日本のアイドルが大好きで特に中森明菜が好きだということで、すぐに意気投合してメンバーの7人が揃った練習風景を2、3曲見せてもらったところ、もう一目で才能に溢れていることがわかった。音楽業界人としてそれなりにK-POPアーティストも見ていた立場としても、そのぐらい最初からBTSは完璧な存在だったそうです。
BTSの韓国デビュー前から、後に日本で最速で人気が出るようにプロデュースが始まっていた
「BTSが2013年6月13日に韓国でデビューをしてから、初の来日ステージとなる“1st JAPAN SHOWCASE”が2013年12月7日(土)に決定し、10月には日本プロモーションのために初来日を果たした。その後日本で2014年6月14日にメジャーデビューしたBTS」という流れのように見えているが、実はBTSが韓国でデビューする前から日本では最速で人気者にするための行動はすでに始まっていた。
齋藤英介さんはすぐに日本展開のプロデュースをさせてほしいと契約した齋藤英介さんは、パン・シヒョクさんとの「世界を狙えるように育てる」という約束のもと行動し始めます。
日本のレコード会社や芸能事務所を10社回りますが、そのうち7社に断られてしまいます。
その理由は
「防弾少年団という名前が良くない」
「(大手芸能事務所の)SMエンターテイメントとかYGエンターテイメントのアーティストじゃないんですか?」
「韓国で話題になってるんですか?」
という反応ばかりだったそうです。
結局日本のレコード会社は韓国で話題になっていると群がるし、そうでないと見向きもしない人ばかり。元々レコード会社にいた齋藤英介さんは、それで良いのかと残念な気持ちになるのですが諦めません。
デビュー前のBTS売り込みに難色を示す日本のレコード会社が多い中、齋藤英介さんはツテをたどり、話を持ちかけ、好意的に聞いてくれたところとタッグを組んで進めていく。そしてどうしたら日本でBTSが好意的に受け止めてもらえるか人気が出るかという戦略を練って、それに合わせて様々な行動を実行していきました。
韓国でデビューし人気になるまで待つ、韓国で人気が確立したら日本でお披露目をする
次に日本でのお披露目イベント「防弾少年団 1st JAPAN SHOWCASE」を組むことになるのですが、韓国でまだ話題になっていない=日本から火がついたアーティストは「日本発」という見方をされてしまうところがあったので(以前はそうでもなかった部分もありますが)、日本デビュー前には韓国人気が確立していなければならないのです。
そうした事情もあり、BTSは韓国デビューから韓国で人気が出るまで待ち、日本での初ライブまで、半年ほどのタイムラグがありました。その時点で各メディアの役員クラスへのお披露目もあり、それも後に効力を増していきました。
BTSのメンバーも「日本ではどのような話題を取り上げたら喜んでくれるか?」など韓国語をわからない人たちに好意的に受け入れてもらえるようにBTSのメンバーたちも積極的に頑張ったということもあって、多くの人々に受け入れられていきました。
BTSだけは他の韓国人アーティストとは日本人プロデューサー側の日本でデビューした他の韓国人アーティストと違うBTSのためのプロモ術という異なる動きがあったため、本人たちの実力や頑張りも合わさって爆発的に人気が上昇し、米国を含めのちの人気に繋がっていきます。
ファンと共に育ち、初見の人にも最大のインパクトを与えるプロモ術が大成功を納めました。
(出典:Yahoo!ニュース)
BTSをコールドプレイも認めた!短期間で多くのことをこなしていると擁護
コールドプレイは、イギリスで結成されたロックバンド。全世界トータルセールスは1億枚以上を記録している。『グラミー賞』7回受賞(29回ノミネート)
そのコールドプレイとBTSのコラボレーションソング「My Universe」が2021年9月24日にリリースされた。10月15日にリリースしたコールドプレイのニューアルバム「Music Of The Spheres」からの先行リリース曲であり、リリース週にはアメリカビルボードチャートのHOT100の1位にチャートインしています。
ある番組でコールドプレイとBTSとのコラボレーションを取り上げられました。コールドプレイのクリス・マーティンさんとウィル・チャンピオンさんに対して、ドイツのインタビュアーがBTSのキャリアを軽視すると、直ぐにBTSを擁護しました。
BTSについて「彼らは短期間でとても多くの仕事をしていて実績も上げているとても素晴らしい」と称賛コメントをしています。
このことからもわかるように誰がみてもBTSは短期間でとても多くのことをこなし、爆速で走っているのがわかります。
BTSが日本語を話さなくなったのはいつ頃から?原爆Tシャツ騒動?
BTSが日本語を話さなくなったのは原爆Tシャツ騒ぎがあってからという噂話も聞きます。
様々な角度から見てみるといろんなことが伺えます。韓国内で反日行動が出ているのかもしれませんが、日本人も勘違いしている部分もあったりします。「どんな意味合いで」「どんな認識で」など知ることができたら、目線も変わってきます。ですが、色々な場面で今は日本語を使用するべきタイミングではないという場合もあったりするのかもしれません。BTSは世界中が平和であってほしいという願いを持っているアーティストですから、いざこざは好まないと思います。だから韓国のARMYが日本のARMYのことを悪くいうのを聞きたくないのかもしれませんし、日本のARMYが悪く言われて悲しむ姿も見たくないのかもしれません。
『BTSは日本に来たくない理由本当は反日?日本好きは本当なのか?真相は?』本当の理由を知ると見方が変わる価値観の違いがわかるとこんなに気持ちが違う。
↓詳しくはこちらの記事で。
BTSが日本語を話さなくなったのは嘆願書が出たから?
韓国国内でBTSに日本語の歌を歌わないでほしいなど嘆願書が出ている様ですが、私の感覚ではとても悲しい出来事だなと思います。同じアーティストを応援しているファンの皆さんは同志なのではないでしょうか?スポーツや歌は人種や国、言葉を超えて幸せをもたらすことができる素敵なものではないでしょうか。
だからBTSが韓国以外の海外、日本をはじめとする世界中で有名になって、人気が出ることはBTSにとって幸せなことだと思うので、本来ならBTSファンのARMYにとって幸せなことではないでしょうか。
BTSの曲で日本語の歌詞などが海外でも人気があることも韓国のファンにとっては不満がある人もいらっしゃるようですが、冷静にみてみると日本語の歌詞がどれだけ日本をはじめとする海外進出に少なからず影響を及ぼしているのも事実です。
海外でも日本語のアニメや漫画、アーティストの影響で日本語が受け入れやすくなっている国や地域では英語の曲はもちろんのこと日本語の曲が受け入れやすいという面があります。韓国語が悪いというわけではなく、きっかけが英語や日本語から入って、BTSが人気になれば、オリジナルの韓国語の曲も聴かれるようになりとても良いことだと思います。
ひずきなのつぶやき:私の場合は、人種関係なくいいなと思ったアーティストはたくさんいます。ちなみにBTSは英語の曲から入り、パフォーマンスがすごい!性格良い人達だな、素敵なアーティストだなというところから沼に落ちました。
BTSに限らず、実は南米では2010年代からK-POPの人気が高まっています。アメリカでもアジア系だけでなくヒスパニックのファンも大勢いる。「韓国だけでなく日本でのヒットもあったからそれができた」という面もあるでしょうが、最初からちゃんと戦略を立てて成功させていったBig Hitは本当にすごいと思っています。きっかけはなんでもいいと思いませんか?韓国語だろうが、英語だろうが、日本語だろうが。だって実力があるアーティストが世界中に知れ渡り活躍できることはとても素晴らしいことです。
BTSはARMYだけでなく世界中の人々を大切に思っているから?
世界中にはとても素晴らしいアーティストが大勢います。BTSもそうだと思います。
私が感動したのは、BTSの「PERMISSION TO DANCE」
この曲のMVを見たときにとても感動しました!!それは、国際手話とタイトルから伝わるBTSからのメッセージが込められているからです。
ポジティブな感じの楽曲なので、とても素晴らしい日々がすぐにでも訪れそうな期待感に明るい気持ちにさせてくれる曲です。
この曲には様々な思いが込められているます。
「踊る」:片方の手を舞台に見立て、もう片方の手の人差し指と中指を左右に動かす動作の意味。
「平和」:そして片手や両手でVを作る動作は「平和」の象徴です。
つまり、世界中の人たちが楽しく踊るその先に平和があるということを表現していると伝わってきます。
MVの最後には「PERMISSION TO DANCE」と楽曲のタイトルが表示されますが、文字の大きさが不揃いである点に注目が集まっています。実はこれにはアナグラムの仕掛けが施されていて、大きい文字を並び替えると「PNDMC」となり「PANDEMIC(パンデミック/世界的大流行)」を表す単語に。
残りの文字も並び替えると「STORIES ON PANDEMIC (パンデミックに関するストーリー)」となり、この楽曲がコロナ禍の現実を描いた楽曲であることが伝わってきます。
なんと!!さらに入れ替えることで「NO PANDEMIC STORIES(パンデミックが終わるストーリー)」とも読めることです。MVの中でもマスクをとって満面の笑みで踊る人々も印象的です。
「なんて素敵な曲なんでしょう!」「なんて素晴らしいアーティストなんでしょう!」歌もそうですが、ダンスや表情、手話から伝わってくるものも素敵です。
BTSは世界規模で平和を望んでいると感じるとれます。韓国内では嘆願書など様々な行いがありますが、BTSは韓国内だけではなく世界中の平和を望んでいることがわかります。
世界で猛威を振るうコロナ禍もいつか必ず終わりを迎え、待ちに待った自由な日々が満面の笑顔がやって来ることを確信させてくれますね。
まとめ
最後まで読んで下さりありがとうございます。
この記事ではBTSが日本語を話さなくなった理由などをご紹介させて頂きました。
どんなに素晴らしい楽曲でも「どんな内容を歌っているのか?」と意味が伝わる方がさらに良さが伝わります。米国に続く音楽市場第2位の日本で韓国人アーティスト好きにはもちろんのこと、それ以外の人に認知されるには日本語楽曲は必須になります。米国に進出するなら英語の楽曲は必須になります。
そしてそれ以外の国で認知されるには英語や日本語が受け入れられている地域はその言語から入っていくのはきっかけに過ぎません。BTSは韓国語をはじめ日本語、英語をとても大切にしていますし、多くの国のファンをとても大事にしていると思います。世界で活躍しているから現在は英語を使用する頻度が多いと思います。短期間で多くの国で多くのことをこなしているBTSのメンバーのこれからも活躍を楽しみにしています。
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